冬になると温かいおでんで熱燗を一杯、なんてたまらないですよね。最近では夏場に「冷やしおでん」というものもあるようです。

おでんにはたくさんの具材があるので、自分の好きなものを選ぶことができますし、地域色が豊かな具材もあって、鍋をつつくのが楽しくなります。

人気のあるおでんの具材とちょっと変わったおでんの具材を合わせて紹介します。

 


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おでんに合う具材はどうやって選べばよい?

 

 

おでんは煮込み料理でもあるし、鍋料理でもありますが、ルーツは田楽料理にあります。

田楽料理とは、室町時代に始まったとされる豆腐や野菜を串に刺して味噌を塗って食べた焼き田楽(味噌田楽)が有名で、現在でも食されています。

焼き田楽とは別に具材を煮込む煮込み田楽というものもあり、江戸時代になるとこの煮込み田楽をおでんと呼ぶようになりました。
おでん定食
おでんの具材には様々なものがありますが、定番の具には練り物と野菜が挙げられます。関西などでは牛すじのような肉類を具にしているところもあります。

最近ではウィンナーやロールキャベツなどもおでんの具としてポピュラーになってきています。

魚、野菜、肉、と一見すると栄養バランスが良いような気がしますが、生野菜などに含まれているビタミンなどは不足してるので、おでんと一緒に青野菜なども食べると良いのではないでしょうか。

また、練り物はカロリーや塩分が多い点が気になります。食べ過ぎてしまうと肥満や高血圧になってしまう危険性もあります。

また子供は大根などの具材よりもウィンナーなどの具材を好む傾向がありますが。肉類ばかりでも栄養が偏ってしまいます。

練り物や肉類ばかりではなく、こんにゃくや昆布などのローカロリーの食材ともバランスよく組み合わせることが大切です。

おでんでは出汁が具材に染みていることが大切です。大根などは大きく切って長時間煮込むことで美味しくなるものですが、時間をかけておでんを用意できないような場合もあるでしょう。

具材に出汁を染み込ませるには具材の切り方も重要です。短時間で良く煮込むためには具材の表面積が大きくなるような具材の切り方がおススメです。

例えば、大根であれば輪切りにしたものに十字に隠し包丁を入れておくような工夫をするとよいでしょう。

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おでんを食べる時にはからしや唐辛子といった調味料もアクセントになります。具材によっては、ラー油やマヨネーズといった変わった調味料が意外に合う場合もあります。

具材選びと同様に調味料選びにもこだわってみると面白いかもしれませんよ。
お店のおでん

 

 

おでんに合うオススメ具材ランキング

 

 

おでんの具材には練り物、野菜、肉、などさまざまなものが存在しています。地域によっては個性的なものも具材として使われています。

おすすめの具材を1位から10位(2017年10月LINEアンケートより)までを紹介します。

 

1位:大根

 

おでんの出汁が染み込んだ大根は体が温まるおでんを代表する具材のひとつです。

前述しように味が染み込むまで時間がかかると思われている具材ですが、下茹でをしておくと美味しい大根にすることができます。

最初に大根の面取りをしましょう。面取りをしておくと大根の角が煮崩れしにくくなりますし、出汁が染み込みやすくなります。

面取りができたら、大根に米、水を入れて10分くらい電子レンジで加熱をすれば下茹では完了です。

その後で出汁の中に大根を移して20分くらい煮込めばおでんの具としての大根は出来上がりです。

 

2位:たまご

 

たまごは大人にも子供にも人気の高いおでんの具材です。黄身を出汁に溶かして食べるのが好みだという人もいるのではないでしょうか。

たまごは茹でたものを使います。殻のまま煮てもたまごの内部にはなかなか出汁が染み込まないでしょう。

中には黄身のパサパサした食感が苦手な人もいるかもしれません。そのような人には半熟の茹で卵の状態を維持するようにしておくとよいかもしれません。

黄身はだいたい65℃くらいで固まってしまうので、おでんにあまり火が入らないように注意しながら温め直しをするとよいでしょう。

 

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3位:こんにゃく

 

こんにゃくはお腹のお掃除をしてくれると言われている食物繊維が豊富でローカロリーな食材です。

下処理としては塩で揉んでから湯通ししておくと臭みやぬめりが取れて、アクも除くことができます。

こんにゃくは出汁が染み込みにくい食材なので、斜めに切って表面積を大きくして隠し包丁を入れておくとよいでしょう。

練り物に比べるとヘルシーな印象のある食材ですが、それなりにボリュームもありますので、関西などで見かけられるおでん定食では定番の具ともなっています。

なお、こんにゃくの生産量日本一は群馬県です。群馬県ではこんにゃくの味噌田楽のことを味噌おでんと呼んで好んで食べています。

 

4位:餅入り巾着

 

巾着のなかにとろとろになったお餅が入っていて、子供にも大人気のおでんの具です。昔はあまり見かけなかった具材ですが、コンビニおでんでは定番の具材になっています。

出汁を吸った巾着とねっとりとしたお餅とのコラボレーションがたまりませんが、熱いお餅で口の中を火傷しないように気を付けましょう。

家庭で作る時には、油揚げに熱湯をかけて油抜きをしてからお餅を入れるようにしましょう。美味しさが引き立ちます。

なお、餅入り巾着はお餅が入っているのでかなりカロリーの高い具材です(1個100kcal超)。食べ過ぎには注意してください。

 

5位:牛すじ串

 

牛すじ串は関西では圧倒的な人気がある具材です。コラーゲンがたっぷりで美肌効果も期待できるので女性にもおすすめです。

牛すじをおでんに入れると、動物性の脂が溶けだすのでコクのあるおでんになります。

一般的には市販の牛すじ串を入れることが多いと思いますが、自分で作る時にはネギや酒を使って臭みを除いておくことが重要です。
盛り込み

 

6位:しらたき・糸こんにゃく

 

現在ではしらたきも糸こんにゃくも同じものを指していますが、主に関東ではしらたき、関西では糸こんにゃくと呼ばれています。

3位のこんにゃくと同様に低カロリーで食物繊維が豊富な食材ですが、通常のこんにゃくよりも出汁と絡みやすいので食感が好きな人も多いようです。

 

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7位:はんぺん

 

はんぺんは柔らかくてふわふわした食感の練り物です。おでんの中でも存在感がある食材で、特に女性には人気が高い具材です。

崩れやすいので、食べる直前に鍋に入れるようにしましょう。長く煮込むとしぼんで小さくなってしまいます。

なお、静岡などの東海地方では黒はんぺんという色の黒いはんぺんが一般的に食されています。黒はんぺんは白いはんぺんよりもしっかりとした引き締まった食感があります。

 

8位:厚揚げ

 

厚揚げは大豆製品で豆腐を揚げたものです。厚揚げの中は豆腐の状態のままなので生揚げとも呼ばれています。

ボリュームのある食材で、おでんの具としては主に男性が好んで食べます。たんぱく質が豊富なのでエネルギー源としても効果が高い具材です。

 

9位:ちくわ

 

ちくわは練り物の代表の一つで、おでんには定番の具材です。地域によって様々なちくわがありますが、一般的には焼きちくわをおでんの具にすることが多いようです。

出汁を吸ったちくわは美味しいのですが、あまり長く煮込み過ぎると美味しさが逃げてしまいます。

出来上がりの15分くらい前におでん鍋に投入すると、ちょうどよい美味しさになります。

 

10位:ちくわぶ

 

ちくわに似ている具材にちくわぶというものがありますが、ちくわは主に魚介類のすり身が原料ですが、ちくわぶは小麦粉が原料です。

もともちした食感が美味しいちくわぶですが、小麦粉なので食べ過ぎるとカロリー過多になってしまう可能性があるので気を付けましょう。

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